運営者について



土屋 桜子

 私は、酒造りに携わってからやっと7年目を迎えることが出来ました。
未熟者ながらその中で感じたことを述べさせていただきます。
コンピュータのプログラミングは1か0かの世界の中で形成されていくのですが、
お酒造りは、人の力やコンピュータでは完全に機械化合理出来化出来ない酵母や麹菌の目に見えないいろいろな力が含まれております。

 また、毎年のお米の出来具合、気温の変化、携わる人々の健康状態、、、
麹・酒母・もろみ・酵母菌・・・etc言葉で言い表せない程のたくさんの微生物や
人間の力が関わっており、完全に機械で対応できないものを扱っております。
「和良醸酒」という言葉がありますが、その言葉どおり醸す人々との「和」が一番
大事だと言うことを造っていく過程の中でとても実感いたしました。
目に見えないとても小さな微生物を取り扱っている以上、お酒自身にとって良い環
境造りをすることが私たちの役割だとも考えております。

 私は、私たちのお酒を飲む方々、一人一人に私たちの真心が伝わるようなお酒造りを続けていきたいと思います。

 「本もの」とはのテーマの追求が大切だと思います。
 それを実現することが私の使命だと思います。

土屋酒造株式会社

東京都狛江市。明治6年(1873年)創業。

鎌倉時代から続く旧家である。敷地内には樹齢5〜600年の柿の老木が5〜6本あり毎年たくさんの柿を実らせている。
江戸時代に建てられた土蔵の中で秋から春にかけて毎年お酒を醸し出している。
社是
『よい人・よい水・よいお酒は環境に支配されます。
 よい環境の中で良いお酒が育つ
 本物を真心をこめてより多くの人々に!!
 造り手・売り手の顔が声が生きている!!!   』
土屋酒造株式会社